The Happiness Yearもついにラストへ

Release: Updated:2020/01/25

今日3/20で東京ディズニーリゾート30周年記念”ザ・ハピネス・イヤー”が終了を迎えます
今回は30周年を振り返りながら個人的な最近の思ったことをを長々書いていきますので注意してください
決して万人が面白いと思われるようなものではありません

今年様々なイベントが行われてきましたが、新コンセプトで行われたのは覚えてる限りこのような感じです

・ハピネスイズヒア
・ハピネスグリーティングオンザシー
・ミニーオー!ミニー 衣装リニューアル
・スターツアーズ-ザ・アドベンチャーズコンティニュー リニューアルオープン
・雨の日グリーティングの衣装変更 ミニーが登場
・ストームトルーパーがTDRに登場
・マジカルドリームライト発売
・スペシャルイベント サマーオアシススプラッシュ
・ハッピーハロウィーンハーベスト
・フィナーレイベントでのハピネスイズヒアスペシャルバージョン
・金コスに身を包んだミッキーとミニーのグリーティング
 
また国内で初となるD23EXPOJAPANが行われるのもこの年でした
(※D23EJはウォルトディズニージャパン主催)
 
史上最大のハピネスイヤーか聞かれてしまうと?マークがついてしまうこともあります
しかしこれまでの原点回帰をした1年であり、またこれからよりハピネスを届けていくという通過点であることを示唆したのではないでしょうか?

ハピネスイズヒアは短編アニメーションの世界から初めてパークに飛び出したキャラクターや、初めてパレードに出演キャラクターなど多く登場します
そしてミニーオー!ミニーはロングランされている人気のあるショーであり、このショーにもう一度大きなスポットが当たったように思えます
スターツアーズも長年閑散としたアトラクションでしたがこのリニューアルによって大きく持ち直し、毎回ストーリーが変わるシステムでゲストを楽しませてくれます
ハッピーハロウィーンハーベストはTDLハロウィーンの原点であるかぼちゃとオバケの世界へまた舞い戻りました
 
 
新規イベントは少なく、既存の施設に変更を加えたものが多いという印象を受けています
30周年を記念したショーというのも実質は、ファンダフルディズニーのパーティーとD23EXPOJAPANのHappiness takes Peopleのみ
今までのアニバーサリーとは異なり、一般では見ることができないプログラムであったのは事実
 
 
しかし近年増えてきたディズニーファン、そしてリピーターをうまくコントロールできないでいる状況であれば有料のショーの選択肢もありであると思います
それは誰もが楽しめるようにということからこそ必要であると思います
あれだけのものを楽しんでいるんだからもっと対価を支払っても良いんではないかという話です
 
 
夏の爽涼鼓舞のように当たるかもわからない抽選に毎回40分も並び、結局期間中1回しか当たらなかった僕ですが抽選じゃなければ、期待は減るわけですし、外れたショックも少なくなりますよね
有料ショーの場合、事前応募なので並んで時間を無駄にするようなリスクが軽減されます

海外パークスの場合、季節パレード等も通常営業時間外の特別営業での有料運営
これを考えれば、今まで顧客やリピーター獲得を行うためにショーを豪華にしてきたが、多くのゲストのニーズが違うところにあると考え、路線変更
そしてニーズがあるなら有料になんて、それは自然な流れかなと
バレンタインナイトや来年度の七夕ショーも典型的な事例ですよね
年間パスポート自体もニーズが大きいので10万円ぐらいまで値上げしてもいいのではないかと僕は思います
 
 
“USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか”というUSJの近年の戦略が書かれた本を読んでさまざまな思いがありました(ぜひ面白くておすすめの本なので読んでみてください)
既存ファンの意見だけを鵜呑みにしていては成功はできないというもの
 
USJは映画をテーマにした遊園地のようなイメージが強くオープンしました
しかし大人向けのアトラクションばかりで子供が楽しめるものが少ない(これは昔のシーとかぶるものがありますね)
そこでキャラクターを投入したいという意見を出したところ大人な雰囲気なパークを壊すという反対意見が多くありました

しかし、その既存のファンがいくら反対しようともそのファンが何度も来場し、何度も多くの施設を使ってくれるわけではありません
それであれば反対を押し切っても様々な戦略を行うことが必要になっていくのではないか
これはテーマパーク業界どこでも変わらない命題であると思います
そしてその結果今年度1000万人の来場者を突破
多くのゲストが来てくれることでその利益を運営などに還元、施設の拡充ができるわけです

 
さてディズニーの話題に戻りましょう
30周年の期待が大きすぎて懸念されるのが”周年の呪い”
30周年があるから今いかずに来年の30周年期間にいこう!来年行く予定だったけど30周年の今年行こう!なんて思い、周年前後の入場者数が激減することです
減ってしまえばその分、資金調達ができず、施設補填ができません
また震災でも100億円規模でダメージを受けていますからこれから先のことを考えると今年で大きく内部留保も貯めておかないと万が一の関東での震災でパーク復興が不可能なんて可能性も考えられます
ある意味保守的になっているのかもしれませんね
 
そして来年度からはエンターテインメント(ショーパレ、アトラク)にもまた力を入れ、入園者数が減らないような努力をしていただけるはず!
プロジェクションマッピング”ワンス・アポン・ア・タイム”、ジャングルクルーズやマーメイドラグーンシアターリニューアル、新しいスティッチのアトラクション、楽しみなものが多くあります
僕はそこに期待したいですね!

またUSJにはハリーポッターのエリアである”ワールドウィザードオブハリーポッター”ができるのできっとその対抗馬となるような企画がされていると信じたいところですね! 
 
ウォルトディズニーにはこんな言葉を残しているとよく知られています
“ディズニーランドは永遠に完成しない、世界に想像力がある限り”
 
完成という言葉がプラスイメージに聞こえますが、既存のものが完成品ではないようにも聞こえますね
テコ入れやリニューアルもこのように既存品が進化するという意味ではこの文面にあっているような気がしますね
過去に会ったものは過去であり、今の現状では通用しない
状況が変わっているからこそ当たり前のようなことですよね
多くのゲストからのOLCの風当たりが強すぎるのではと感じることが多くありますね
嫌なことは比較的目立ちやすく拡散されやすい、また良いことは比較的目につきにくく、拡散されにくいということがネットなので仕方がないですが…
 
 
何が言いたいかといいますと僕個人は30周年が悪い!みたいな悪い点にスポットを当て続けるよりも楽しいテーマパークなんですから良い点に目を向けていきたいですね
(もちろん改善したほうがいい点はのアンケートやゲストコメントシート等に書くべきではあります←)
 
 
だってハピネスイズヒアにはみにくいあひるのこやキングオブハート、ラプンツェルにシリーシンフォニーシリーズの仲間たちが登場したんですよ!!
コンセプトの違う過去と現在のキャラが同じものに入り混じるものなんてほかには見られないんですよ!
スペシャルバージョンだって曲が僕はすごく好みでしたし、うるっときてしまいました

こんなキャラクターたちがこの東京ディズニーランドに登場してくれたことが嬉しく思い、どうせ楽しいパークであるなら僕はこれからも良い点に目を向けて、誰よりも楽しんでいきたい
そう思うような30周年でした!

今注目のイベント&エンターテイメント

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Comment

  1. さな より:

    とっても複雑な30周年だったのは事実。
    25周年からみると...みんな同じこと考えていたのですね。
    通過点であって欲しい。

    管理人さんの意見に救われました。

    でも、最近のパークの保守的な上での「雑さ」悲しくなります。

    • かずき より:

      この4年間がどうなっていくのか、そこに期待を込めていきたいなと思います!
      前向きに前向きにいいところを見落とさないようにいた方が楽しい世界ですからね!

  2. よしみ より:

    かずきさんの意見を見て、今のパークの状況に納得しました。確かに30ダメみたいな厳しい風当たりがありますが、パークの通過点として30はなるのかなぁと思いました。
    〝ディズニーランドは永遠に完成しない、世界に想像力がある限り〟の言葉通り今年は進化(内部強化の年)だと思いました。31からは、新しい取り組みがたくさん始まるので楽しみですね

    • かずき より:

      31周年期待以上のスケールのショーを作ってくれました!
      あのプロジェクションマッピングこそ素晴らしいエンターテインメントなのではないかなと思います!
      これからも期待です!


ライタープロフィール

カズキ

総フォロワーが30Kを突破したテーマパークトラベラー。10年間年パスでディズニーに通っていたほか、全ディズニーを回る世界一周やパリディズニーへ公式招待などの夢を叶える。

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