TDSの展示も！ウォルト・ディズニーの歴史に触れる「Walt Disney One Man’s Dream」／世界一周レポート92

ディズニーハリウッドスタジオのミッキーアベニューを訪れると、そこに「Walt Disney One Man’s Dream」の看板を見つけました！

   

ウォルト・ディズニーのアーカイブ展「Walt Disney One Man’s Dream」

「Walt Disney One Man’s Dream」と聞くと、どうしても東京ディズニーランドで行われているショー「ワンマンズ・ドリームⅡ – ザ・マジック・リブズ・オン」を思い出してしまうかもしれません。

しかし、ここはショーが上映されている場所ではありません。

もっと大切な場所です！

ここはウォルト・ディズニーの軌跡をたどるアーカイブ展。

1人のアニメーターだったウォルトにまつわる様々なストーリーや貴重な展示物が数多く飾られています。

唯一ウォルトの名前が付けられたリゾートに来たのだからだからこそ、味わってほしい場所です。

ウォルト・ディズニーとアニメーションスタジオ

ウォルト・ディズニーと言えば、もちろんアニメーション。そんな彼と彼のアニメーションの世界を感じることができるコーナーがあります。

ウォルト・ディズニーが働いていたオフィスを再現したエリア。映画「ウォルト・ディズニーの約束」のイメージとは少し異なりますが、再現されています。

こちらは第一作目の長編アニメーション映画「白雪姫」でも使用されたマルチプレーン・カメラ。白雪姫は2D作品ですが、複数の背景の画像を違った距離で置くことでその絵に立体感を持たせることができます。

このマルチプレーン・カメラも当時は画期的な技術でした。最新鋭の技術をふんだんに盛り込んだからこそ、長編アニメーション映画は無理だと言われていた当時の観客を驚かせ、そしてアカデミー賞も獲得することができたのです。

そんな飽くなき挑戦が今の彼の夢が世界中に広がっている理由の一つです。

きっとこんな机に何時間も向かってアニメーター達は絵を描き続けていたのでしょう。きっと先の見えない不安や彼らならではの葛藤もあったのではないかと思います。

ここには彼の大切なキャラクターもちゃんといました。

そうです、オズワルド・ザ・ラッキーラビット。僕の大好きなキャラクターでもあるオズワルドは、ウォルト・ディズニーによって1927年に生み出され、ヒット。

しかし、ユニバーサルとの策略的な契約により、彼の版権を奪われてしまいます。

その後、ウォルトが亡くなった後、彼の版権はディズニーの元へ帰ってきました。

僕は忘れもしません、2014年4月1日世界で初めてオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットがライブキャラクターとして、この東京に現れたんです。

現在はディズニーカリフォルニアアドベンチャーでしか会うことができませんが、そんな奇跡的な初登場に立ち会えたことがとても嬉しい思い出として残っています。

夢が現実となったディズニー・パークス

ウォルト・ディズニーが取り掛かったのは、家族みんなが楽しめるファミリーエンターテインメントをテーマとしたテーマパーク。

いつも綺麗で、美味しいご飯が待っていて、大人も退屈しない、そんな夢のある遊園地を彼の作りたいと考えていました。

ウォルト・ディズニーが最初に生み出したパーク「カリフォルニアディズニーランド」は、”The Happiest Place on Earth”―世界でもっとも幸せな場所。

彼がいない今でも時を超え、人々に愛される素敵な場所として世界に5ヶ所存在します。

そんな彼の夢が詰まったパークの模型がたくさん飾られていました。

カリフォルニアディズニーランドの古き良きアメリカをテーマにしたこのエリア「メインストリートUSA」。

このエリアと通らなければ、どのエリアにも行くことができません。つまり、夢時間はこのメインストリートUSAから始まるのです。

カリフォルニアディズニーランドのシンボルとなっている眠れる森の美女の城。

高さこそないものの、その風格は素晴らしさを感じさせてくれます。

もちろん、フロリダ、そして東京のシンボルであるシンデレラ城もありました！

東京のシンデレラ城は51メートル、ウォルト・ディズニー・ワールドのシンデレラ城は56メートルの高さを誇ります。

東京よりもWDWのシンデレラ城の方が高さがあるって知っていましたか？

そして、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダムにオープンしたニューファンタジーランド！

ファンタジーランドを2倍の広さに拡張したこのニューファンタジーランドの全体模型を見た時は本当に興奮してしまいました。

白雪姫の七人の小人の鉱山をテーマにした小さなジェットコースター「セブン・ドワーフス・マイン・トレイン」。

そして、この前紹介した「美女と野獣」のエリアにある「ビー・アワー・ゲスト・レストラン」。
https://toondays.jp/be-our-guest-restaurant-in-magic-kingdom-of-walt-disney-world
 

そして、アリエルのアトラクション「アンダー・ザ・ジー：ジャーニー・トゥー・ザ・リトル・マーメイド」。

貝殻型のライドに乗って、アリエルの物語を楽しむこのアトラクション。このオーディオアニマトロニクスがとても動きがリアルで、もう素敵なんですよね…！

これはアトラクション内で一番大きな場所となっているところで、「アンダー・ザ・シー」が響き渡る海底の世界！手前にアリエルがいるのはわかりますか？

そしてこれがフィナーレ！アリエルとエリック王子が結婚式を挙げているシーンです！

このほかにも、アニマルキングダムのメインシンボル「ツリー・オブ・ライフ」。

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのパラダイス・ピア。

ここは、ワールド・オブ・カラーが公演されていることでも有名ですよね！

東京ディズニーシーの貴重な模型も展示！

一番見て欲しかったのはこれ！！！

東京ディズニーシーです！写真は「キングトリトンのコンサート」、「トイ・ストーリー・マニア」があるトイビル・トロリーパーク、「ファンタズミック！」でした！

2013年来た時は「ファンタズミック！」がメインで、「トイ・ストーリー・マニア」があるトイビル・トロリーパーク、「ジャスミンのフライングカーペット」の写真でした！

ちゃんと最新のものに変えてあるんですね…！

東京ディズニーシーの説明文が書かれています。

そして、東京ディズニーシーの模型はここでした…！

フォートレス・エクスプロレーション！冒険家たちの夢が詰まったこのエリアは東京ディズニーシーらしさがあふれていますよね…！

この模型の作りこみが本当にすごくて…。

細かい紋章までしっかりと彫り込まれているのがわかりますか！？

そして、想像してください！プロメテウス火山の麓からフォートレス・エクスプロレーションへは行った時に見える、マゼランズへ続く景色。

それもしっかりと再現しています！ちゃんと人もいますね（笑）。

もし僕がアメリカに住んでいて、こんな素晴らしい模型が展示されていたら、東京ディズニーシーに絶対憧れを抱いてしまいます…。

そんなパークが近くにあって、こんなに頻繁に行けることは本当に幸運だ…！

ウォルト・ディズニーの生涯についての映像も上映

このアーカイブにはミニシアターも併設されており、そこではウォルト・ディズニーの生涯を描いた映像も上映されています。

もちろん全編英語なのですが、彼が生きてきた歴史に触れることができるので、とてもオススメしたいです！ちなみに友達は爆睡していましたが…（笑）。

世界一周レポート93に続きます。
https://toondays.jp/beauty-and-the-beast-live-on-stage-at-disney-hollywood-studios