「ストームライダー」がクローズへ…!バックグラウンドストーリーやグッズを特集
Release: Updated:2020/01/25
東京ディズニーシーのポートディスカバリーにある人気アトラクション「ストームライダー」が2016年5月16日(月)でクローズします。
今回はそのストーリーとクローズに関することをまとめておきたいと思います。
ストームライダーがクローズへ
東京ディズニーシーがグランドオープニングを迎えた2001年9月4日からあるアトラクションの1つがストームライダー。
所要時間:約14分
観測デッキの定員:122名
(コックピットのパイロットを含めると123人)
キャビン数:2台
フライトシュミレーターのように映像に合わせ、劇場全体が動き、水やスモーク、などの特殊効果も使用しています。
映像を映し出す画面は正面だけではなく、窓にも使用されているので、よりリアルにその動きを感じることでしょう。
2016年5月16日(月)をもって終了し、その後は映画「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー」の世界を楽しめるアトラクションへと変わります。
ストームライダーのストーリー
ここで今後の備忘録として、ストームライダーのストーリーを記載します。
ストームライダーとは?
気象コントロールセンター(CWC:Center for Weather Control)は世界中から研究者を集め、長年悩まされていたストームを消滅させるストームライダーを完成させました。
ストームライダーは、まるでヘリコプターのようにストームの上空から、穏やかな目の中へと入っていくことができる画期的なライドシステム。
そして、ストームライダーに搭載された強力なミサイル「ストームディフューザー」をストームに向かって発射させ、爆発させることでストームを消滅させることが可能。
ゲストは「ミッションコントロールルーム」で、そのストームライダーの説明をプレフライトクルーから受け、今回は最大級のストームであるレベル5のストームの消滅ミッションに参加します。
総司令官の指示のもと、キャプテン・スコットが乗るストームライダー1号、キャプテン・デイビスが乗るストームライダー2号に分かれ搭乗。
乗りこんだのはキャプテン・デイビスの機体
ゲストが乗りこむのはキャプテン・デイビスの2号機。デイビスはちょっとふざけたキャラクターで、総司令官から怒られることもしばしば。
「緑のチカチカ…チェック!お菓子のピーナッツ…チェック!」と確認が終わるとストームへとフライトを開始。
のっけから危険な飛行をするデイビスは、総司令官に怒られながらもストームへと向かいます。
ストームへの近道をするために雲が多い方から進入。
雲の中に入ったストームライダー。スコットが乗る1号機が落雷を受け、エンジンから出火、帰還することに。
しかし、デイビスは総司令官からミッションの中止を受けるも、無線を切り、ストームの消滅ミッションを続けます。
ストームへ立ち向かうも…
なんとかストームの目の中に入り、ストームディフューザーを発射。
成功か!と思われましたが、ストームディフューザーが落雷を受け、コントロール不能に。
そのまま、ストームライダーに突き刺さってしまいます。
このまま爆発すれば、ストームライダーもゲストも木っ端みじんに…。
急ブレーキを繰り返し、爆発間近で間一髪抜くことができましたが、目の前でストームディフューザーは大爆発を起こします。
ストームの消滅は成功。
しかし、爆発によりストームライダーは傷つき、エンジンが停止、街へと墜落してしまいます。
衝突しそうになりながらもなんとかエンジンがかかり、ストームライダーは空へ。
そして、ストームの消え去った美しい夕焼けをゲストは目にします。
ベースへの帰還
これから安全に帰還できると思ったのも束の間、再びエンジンが停止、海へと落下。
しかし、ストームライダーは水上でも浮くことができるため、なんとか帰還に成功。
「やれやれ、みんな楽しんでくれたのよな?こちらストームライダー2、キャプテン・デイビス、オーバー!じゃあな」
ストームライダーが関わるポートディスカバリーのバックグラウンドストーリー
ポートディスカバリーは、レトロフューチャーを描いたテーマポート。私たちが描く未来をテーマにしたトゥモローランドとは異なり、20世紀の人々、つまり過去の人々が描いた未来が再現されています。
世界中から研究者が集まり開発した「ストームライダー」が完成を迎え、現在はその成果の発表会が行われています。
なので、地面はゲストを迎えるため、レッドカーペットを敷いたように赤く、また新航海システム「アクアトピア」も特別に一般公開されています。
StormRider Forever!グッズ
ストームライダーのクローズすることを受けて、ポストカードとクリアファイルの2種類のグッズが登場しました。
どちらもストームライダーのシルエット、そして稲妻が描かれたクールなデザインに「StoemRider Forever!(ストームライダーよ、永遠に!)」、そしてオープン期間である「Sep.2001-May 2016」と書かれています。
裏には、ポートディスカバリーでしか会うことのできない衣装を着た博士姿のグーフィー、そして研究員のようなチップとデールも。
ポストカードは200円、クリアファイルは300円でそれぞれ販売されています。
今後のポートディスカバリーについての考察
さまざまな意見があるストームライダーのクローズ。もちろん、僕も悲しいですし、もっとあってほしいなとは思います。
しかし、クローズしたからと言って、ポート全体のストーリーが崩れるのかとは考えません。
あくまでここからはこれからどんなストーリーになっていくのだろうかという予想です。
ストームライダーの研究は?
ストームライダーの実験は、キャプテン・スコットとデイビスのフライトでゲストを乗せることもでき、大成功を収めました。
そして、成功を収めたストームライダーは、より小型化や実用化を目指すでしょう。そうすれば自ずとゲストへの一般公開はなくなります。
しかし、それは活動をしていないというわけではなく、あくまで一般公開されていないだけで、この世界の山火事に向かう消防士などのように活動自体は行われています。
ゲストの目には触れないだけで、ストームライダーは驚異的なストームがある限り、これからも永遠に活動していくでしょう。
きっとそんな意味も込められた「StromRider Forever!」なグッズなのかも。
生態系の研究が進むポートディスカバリー
ポートディスカバリーは生態系への研究も行われているのは、野鳥へ餌やりの注意書きからも見ることができます。
きっと生態系への研究は野鳥だけではなく、海の生命体でも行われているでしょう。
それはこのポートでは潜水艦レースが盛んであるということにもきっと繋がってくるはずです。
そんな海の仲間たちの生態系研究のために作られたのが、魚サイズにまで縮むことができる潜水艦。
1912年のアメリカンウォーターフロントでは、魚と話せるハイドロフォンがあったように、その研究が進み、魚と話せるシステムがもっと進化しているかもしれません。
潜水艦をお祝いするフェスティバルが再び開催
そんな画期的な潜水艦が完成し、ストームライダーのようにお披露目が行われることとなり、第二の大きな科学の発展に町がお祝いムードに。
変わらないことが重要なのか、変わっていくことが重要なのか?
いつまでも変わらないものがあることはもちろん必要です。
非常に貴重な体験ができるものであること、またゲストの素敵な思い出がそこには詰まっているからです。
しかし、全てが変わらないのであれば、ウォルト・ディズニーの言葉を借りるのであれば、「パークは永遠に完成しない、イマジネーションがある限り」に反するのかもしれないのではないでしょうか?
もちろん、このクローズはとても悲しいことには変わりありません。
ポートディスカバリーも発展し、ストームライダーは実用化され、ゲストを乗せる特別公開はなくなった
潜水艦のレースも盛んなため、その研究も進み、ついに魚サイズに小型化できる潜水艦が完成
その完成を祝い、再びポートはお祝いムードを迎え、その潜水艦を特別公開
— TOONDAYS【ディズニー情報】 (@toondaysjp) May 19, 2015
1912年のアメリカで研究が進んでたハイドロフォンも進化し、その潜水艦には搭載
魚を驚かせずに、海の生態系や暮らし、彼らの会話を間近で感じられる
なんて妄想をしたり…笑
— TOONDAYS【ディズニー情報】 (@toondaysjp) May 19, 2015
しかし、先ほど述べたようなポートディスカバリーの時間が進んでいることを感じられるストーリーがあるなら、僕は嬉しささえも感じます。
何故なら、この物語が静的なものではなく、動的なもの、つまり、そこにいる住人達が生きていると感じさせてくれるからです。
あくまでこれは僕の妄想であり、どんな姿が描かれるのかわかりません。
しかし、きっとそこには新しい物語があってくれると信じています。
そのストーリーこそがディズニーの世界に必要不可欠な要素の1つだからです。
どんな物語になるのか、2017年までわかりません。しかし、今僕がすべきことは、ただただ反対を述べることではなく、今ある素晴らしいアトラクション「ストームライダー」を楽しみ、心にその思い出を植え付けるだけです。
あなたはどう思いますか?
https://toondays.jp/rehabilitate-for-nemo-and-friends-searider-2017
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